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cocoe(株式会社トレンド)

200名アンケートで、
障がい児ママのインサイトを可視化。ライフスタイルブランドの商品開発伴走

プロジェクト概要

とある1人のママの想いから生まれた、障がい児育児のためのライフスタイルブランド「cocoe」の商品開発ディレクション。4年間の歩みを土台としながらも、ユーザーの悩みの再理解・ブランドコンセプトの再定義・新商品の企画開発までを伴走しました。伴走期間そのものが、ブランドを構築していくプロセスにもなりました。

業種 小売・雑貨
支援内容 商品開発フロー・開発基準の構築/N=1ヒアリング・200名アンケートの設計・分析/ブランドコンセプト再定義/商品企画・テストマーケティングへの伴走/事業紹介資料制作
プロジェクト期間 6ヶ月
cocoe メインビジュアル

当事者だからこそできる、"心を笑顔にする"ものづくり

cocoeには、障がいのあるお子さんを育てるママメンバーの、圧倒的な当事者インサイトがありました。同じ経験をしたからこそ気づける困りごとや、言葉にしづらい気持ち。その想いに惹かれ、展示会やSNSで声をかけてくれる強固なファンとのつながり。当時、無機質なものしかなかった福祉用品の世界で、モノの機能を超え、お母さんの"心"に寄り添ってきた4年間の歩みがあったこと。それこそが、cocoeの大きなポテンシャルでした。

車いすマークホルダーを使う親子 車いすマークホルダー・cocoeノート・ココロバッジ

ブランドとして、安定的に商品開発ができない

想いと商品アイデアは幾多あるものの、それを形にする仕組みがなく、商品開発が安定的に回らない状態でした。さらに、ブランド責任者の山崎さま自身、自分の感覚を頼りに進めるなかで「このアイデアで本当に良いのか」「みんなが欲しいと思ってくれるのだろうか」という迷いや、自信のなさを抱えていらっしゃいました。

課題の整理
  1. リサーチや商品開発の段取り・フローが確立されておらず、進め方に迷いが生じている。
  2. アイデアが個人の感覚値・暗黙知にとどまり、客観性やチーム内の共通認識が持てない。
  3. 発注先やロット数など、商品を実現するための知見・コネクションが不足している
  4. 「cocoeらしさ」の判断基準が言語化されておらず、メンバーが増えるほど阿吽の呼吸に頼れない。

1人のママの原体験は、他のママたちにも当てはまるか?

01障がい児ママたちの徹底理解

cocoeは、山崎さま自身の原体験から生まれたブランド。その実感が他のママ達にも共感されるものなのか?という問いに答えていくべく、山崎さまの原体験の棚卸しに加えて、200名超のアンケートと4名へのN=1インタビューを設計・実施。障がい児ママ達のリアルな声を集め、当時の状況・感情・困りごとをセットで、インサイトとして言語化・可視化しました。

200名超のアンケートとN=1インタビューの設計・分析

02ブランドコンセプトの再定義

調査から見えた「本当に届けたい人」を軸に、ブランドコンセプトを再定義。「家族なのかお母さんなのか」「福祉雑貨と名乗るのか」など複数の候補を言語化して提案し、本当に助けたい人に最も重なる言葉はどれかを検討しました。誰のために、何を届けるブランドなのかを自分たちの言葉で選び取るプロセスが、その後のものづくりの確かな判断軸になっています。

ブランドコンセプトの再定義の検討過程

03商品開発フローに則ったワークショップを実施

ユーザーの悩み起点でのアイデア出しをしていくワークショップを企画し、新商品のコンセプトを決めていきました。

商品開発フローに則ったワークショップ

04商品企画・開発への伴走

cocoeならではの世界観の商品を企画開発するためのマーケットリサーチ、実際のモニターテストやインタビューを行いました。


cocoeの志

障がい児を育てるお母さんの心を、笑顔にする。

「cocoeって、続けていいんだ。
目に見える後ろ盾ができた。」

当事者のインサイトをはじめとするデータを集めたことで、感覚に頼っていた商品開発に根拠が紐付き、自信になったという声をいただいています。さらに、5周年を控えるなか、cocoeが解決していきたい課題を、共感を得るストーリーに可視化したブランド紹介資料を作成しました。

factbookの役割も果たす、採用候補者・協業パートナー向けブランド紹介資料(抜粋)
事業紹介資料 1枚目 事業紹介資料 2枚目 当事者の心の声 事業紹介資料 4枚目 アプローチ

“続けていいんだ、と本当に思わせてもらった”

cocoe ブランド責任者 山崎絵美様

cocoe ブランド責任者 山崎絵美様

4年続けてきて手応えは少しずつ感じていたものの、数値化や言語化といった目に見える後ろ盾は、可部さんなしでは作れませんでした。cocoeって続けていいんだと思えたこと。ここが一番感謝している部分です。特に商品開発では、私たちが一番時間を割けない根拠作りから伴走し、足りないパーツをしっかり補ってくださいました。何よりcocoeに深く憑依して寄り添ってくださったのは、他の方ではなかなか難しかったことだと思います。cocoeの運営者としても、いっくん(息子さん)の母としても、本当にありがたく心強い存在でした。

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